ヒューマンインタフェース

ユーザ中心設計を適用したWebサイトデザインの研究

Webサイトを作成する側は、Webのサービス提供者として、まず多くのユーザをサイトに集客することが目標となった。
ユーザの興味を引くためには、魅力的なコンテンツを1つのページに多く配置する必要がある。
しかし、様々な機能を搭載したシステムは、機能が多すぎるため、ユーザが今自分が必要としている機能を見つけられないといったことが起こる。
さらに、高度な機能を使用するには複雑な操作が必要とされる。
このようなコンテンツの増加やシステムの高性能・多機能化によってシステムが提供している機能とユーザの間にはギャップが生じ、ユーザがシステムを十分に利用できない。
ユーザに利用することを難しくしているシステムは、必要な利用品質を満たしていないと言える。
システムの利用品質の満足度を高めるには、実際のユーザと利用状況に適合するようにユーザ中心設計を行うことが必要である。

古郡 奈々子 ユーザ中心設計を適用した学生向け旅行サイト構築とその評価,平成21年度 卒業論文,P.1,(2021-11-23)